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テストステロン検査が”オトコ”を救う

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

40代、50代で男性不妊も男性更年期も経験した私。今回は男性更年期のお話です。更年期障害は女性特有の病気だと思われていましたが、実は男性にも更年期障害があることがわかってきました。男性の更年期障害は、「なんとなくだるい」「全身倦怠感」といった身体的症状、「やる気が起こらない」「いらいらする」「不安、あせり」といった精神的症状、「性欲があまりない」「ED」といった性機能障害の3つの症状が特徴です。

男性ホルモンの1つテストステロンの低下に加え、仕事や人間関係のストレス、肥満、運動不足も間接的な要因とされています。
テストステロンは、男性の生殖機能や性的な役割のイメージが強いのですが、実は、脳に働きかけて、意欲(やる気、元気)を促したり、筋肉を強くしたりするなど「男らしさ」に重要な働きをしています。

低下したままで、放っておくと、認知機能や身体機能が低下し、うつ、メタボ、骨折、生活習慣病のリスクが高くなるともいわれています。40代、50代男性にとっては、命に係わるといってもいいほど重要なホルモンといえます。更年期障害の可能性があるかどうか、医療機関では、血液検査を行い、男性ホルモンがどの程度分泌されているかを調べます。男性更年期と診断された場合は、筋トレなどの運動指導や漢方薬の処方、男性ホルモン注射などの治療があります。まずは下記項目でセルフチェックしてみましょう。
□5年前と比べ性欲が減少した気がする
□息切れしたり体力が落ちたと感じる
□何となくもの悲しい
□怒りっぽくなった
□勃起力が弱くなった
□仕事がうまくいかない
□夕食後うたたねをすることがある
□楽しいことが少ない

3つ以上該当する場合は、更年期障害の可能性が考えられます。不安な時は恥ずかしがらずに早めに検査に行くことで対処が可能です。

妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.129(2022年3月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

https://www.aojirushop.com/

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