経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

男性ホルモン低下で退職。経済損失2,100億円。

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

「会社に行きたくない」「疲れが取れない」「やる気が出ない」そんな症状を訴える40代以上の男性が急増しています。その他「年齢より老けて見られる」「お腹が出てきた」「髪の毛が薄くなってきた」・・・・・。そんな体の衰え、気力の減退を「歳を取ったからしょうがない」と諦めたり、「男は弱音を吐くものではない」「ギリギリまで頑張るのが当たりまえ」という周りの根性論や精神論の前に追い詰められている人も少なくありません。
辛いことを辛いと言えない、ゆっくり休息を取ることも許されない、小さなころから強さを求められてきた中高年男性には、生きづらい世の中になったのではないでしょうか。

今の時代、600万人、6人に1人の中高年が、男性ホルモンの低下による「男性更年期症状」になるのは、仕方のないことなのかもしれません。
NHKの調査によると、更年期症状が原因で、仕事を辞めたり、昇進をあきらめたり、働き方に影響が出た男性は10万人を超えます。経済損失は2,100億円を超えるといいます。

男性ホルモン(テストステロン)は、「性欲を上げる/精力」」のイメージがありますが、実は「記憶力/集中力を上げる」「やる気が出る/精神が安定する」「生活習慣病の予防/健康増進」に関係するホルモンです。
分泌量は20代がピークでゆるやかに減少します。食事や運動など生活習慣やストレスで増減します。何もしなければ、加齢やストレスで40代以降急激に減少します。
男性ホルモンが低くなると、メタボ、勃起不全、男性不妊、男性更年期などの症状に悩まされ、がんや心筋梗塞のリスクが高まり、仕事もプライベートも上手くいかなくなることがあります。

何度も言っていますが、経営者で、男性ホルモンのことを知らないのは、自己管理できないですと言っているのと同じかもしれません。「恥ずかしい」「面倒くさい」と言い訳をして、放置していると、男としての自信を失い、見た目も老けて寂しい老後を過ごすことになりかねません。

人生100年時代、ビジネスもプライベートも充実したものにするために、男性ホルモン(テストステロン)を意識してみませんか。気になる方は泌尿器科でテストステロンの検査をしてみませんか。また、テストステロンを自分自身で増やしたりするセルフケアについて詳しくは知りたい方は私の電子書籍やSNSでも発信していますのでご覧いただけると幸いです。


妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.145(2023年7月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

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