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テストステロン意識していますか?

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

「最近、体力が落ちた」「イライラしやすくなった」「疲れが抜けない」「やる気が出ない」「ミスが増えた」経営者や管理職の方で、この項目がいくつか当てはまる50歳以上の男性は、テストステロンが低下しているかもしれません。私自身も昨年、この症状で男性更年期と診断されました。

テストステロンは、筋肉を保つ働きや造血作用、男性性機能など身体面だけでなく、集中力やリスク判断などビジネスで大切なメンタル面にも関係している男性性のホルモンです。
年齢を重ねるにつれて、徐々に低下していきます。50歳前後になると、この低下が著しくなり、気付かないうちに体調不良を引き起こしがちです。

50代以上男性の2人に1人がED(勃起不全)や男性更年期症状で悩んでいるというデータもあります。それにも拘わらず、多くの男性は、自分自身の「男性機能」や「性的能力」については、驚くほど曖昧な知識しか持ち合わせていません。

たしかに男性更年期EDは、がんや脳卒中、心筋梗塞などと比べ、命を直接的に脅かす病気ではありません。だからといって、風邪や腹痛などのように、少し様子をみたり、薬局で薬を飲んで一晩寝たら治るといったものでもありません。なのに、真剣に対策をしている方は随分少なく、人知れず悩みを抱えている人が多いのが現状です。「恥ずかしい」「面倒くさい」と言い訳をして、放置していると、男としての自信を失い、ビジネスもプライベートも上手くいかず、見た目も老けて寂しい老後を過ごすことになりかねません。

世の女性は、美しく健康で若々しくいるために、常に最新の美容健康情報をSNSや口込みなどで収集し、知識をこれでもか!というほど深めて実践しているのと比べると、我々男性陣はかなり保守的なようです。
厳しい言い方をすれば、40代以上の男性経営者で、男性ホルモンのことを知らないのは、自己管理できないですと言っているのと近いものがあります。

さて、苦言を呈したところですが、テストステロン低下を改善する方法を少し紹介します。筋力トレーニングや有酸素運動など、自分に合った運動を続けることで、テストステロンの分泌が促進されます。これにより体力が回復し、ストレス解消にもつながります。また、食生活の改善により肥満を防ぐことも、男性ホルモンの低下を予防する上で重要です。さらに、漢方や病院でのテストステロンの補充、塗り薬などの治療法もあります。人生100年時代、ビジネスもプライベートも充実したものにするために、今こそ、テストステロンを意識してみませんか。※詳しくは私の電子書籍やSNSをご覧いただけると幸いです。


妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.143(2023年5月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

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