経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

『花さき山』

絵本に学ぶ仕事術

絵本に学ぶ仕事術  ■有限会社ウーヴル 代表取締役 三宅 美穂子

世界が静かに耐えている。コロナの猛威は止まらない。この最前線で戦っている医療従事者の人を讃える感謝のライトアップや、歌や各界のメッセージが次々とsnsに上がって胸が熱くなる。

もちろん戦っているのは、医療従事者だけでなく、営業を止められない仕事に就いている人も同じく1日も早い終息のために戦っている。なので、自分の命は、誰かの「優しさ」の上に成り立っているのではないかと思うと、ただただ、感謝しかない。

毎日が奇跡なのだ。私たちの敵は見えない。だから、いつ襲われるかわからない恐怖から少しでも安心しようとマスクをする。しかし、マスクは感染を防ぐ最善のプライオリティでないという神戸大学の岩田健太郎教授の話を聞いた。

ウィルスには感染の経路がある。敵の経路は「飛沫と接触」。だから、そこを絶つことをしないかぎり防げない。
私たちは相手をよく知らずに、わかりやすいマスクに頼っているが、それは感染から身を守るものではないと知った。本当に医療従事者に感謝を思うならば、感染経路を裁つことしかない。それしかないのだ。

世界を見てみるとどうだろう。各国のリーダーの判断と対応によって生き方暮らし方がずいぶん違う。
しかしどの国も共通して今の戦い方は「接触をしない」つまり、人と会わない!人混みに行かない!密集をさける!と強く発している。
「stayhome」の呼びかけに「enjoyhome」をしても、本当にその行動は拡大しているのか収束に寄与していることもわからない。

「絵本に学ぶ仕事術®」   Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.107(2020年5月号)

➤ 他の「絵本に学ぶ仕事術」の記事を読む

プロフィール

三宅 美穂子(みやけ みほこ) 
有限会社ウーヴル 代表取締役

2005年2月25日創立、翌06年3月15日同社設立。企業向け研修やキラキラ社員のプログラム(社員によるいい仕事のための自社内研修プログラム)業務改善アドバイスを手掛けている。

top - 社員研修プログラムなら、有限会社ウーヴルへ
変わろうとする力を後押しする 社内教育のしくみづくりをサポート 組織開発のお手伝い 詳しくはこちら 働く環境を

コメント

タイトルとURLをコピーしました