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2024年、AI時代に生き残るスキル

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

AIの進化がビジネスの世界を一変させている今、私たちは新たな時代の変化への対応を迫られています。話題のchatGPTやBingAIなど、AIチャットツールは大幅に進化し、高度なビジネス業務をこなすまでに成長しました。これらのAIは、人間の仕事を補助し、業務の負担を軽減してくれます。
今や、低コストで優秀なAIを駆使することが、賢明なビジネス選択となっています。時間と資金を節約しながら、より質の高い仕事を実現できるようになりました。

しかし、そんな便利な時代だからこそ、私たち人間に求められる大切なことがあります。それは、「伝え方」です。AIがどれほど進化しても、人と人とのつながり、心を通わせる能力は、AIには真似できません。AIも伝え方一つで回答が大きく変わるという経験をされた方も多いと思いますが、伝え方1つでビジネスの成果も人間関係も大きく変わります。何よりも仕事はもちろん、プライベートでも、「伝える」能力があれば、上司や部下、家族や友人とも円滑に関係を築けます。
時代の変化を見極め、自らと周囲とのコミュニケーション能力を磨くこと。AIにできない、人間だからこそできる価値を高めることが、これからの時代を生き抜くカギとなります。では、AI時代をリードするために、一緒に学び、成長していきましょう。

では、どうすれば伝えるスキルを磨くことができるのでしょうか。ここでは、コミュニケーション能力を高めるための3つのコツをご紹介します。
●アクティブリスニングを実践する
良いコミュニケーションの基本は、相手の話をしっかりと聞くことから始まります。アクティブリスニングとは、ただ聞くのではなく、相手の言葉だけでなく、その背景や感情にも耳を傾けること。これにより、より深い理解と信頼関係が築かれます。

●クリアかつ簡潔に伝える
複雑で長ったらしい説明は避け、シンプルかつ明瞭に伝えることが重要です。大切なポイントを強調し、具体的な例や簡単な言葉を使って伝えましょう。これにより、相手にとって理解しやすく、伝えたい内容が正確に伝わります。

●感情的知性(EQ)を高める
EQは、自分自身と他人の感情を理解し、それに適切に対応する能力です。これを磨くことで、さまざまな人々との関係をスムーズにし、効果的なコミュニケーションを実現できます。感情をコントロールし、他人の感情に敏感になることで、より良い人間関係を築くことができます。

「伝える」コツは、日々のビジネスの場で意識し、実践することで、徐々に磨かれていきます。AIがどんなに進化しても、人間だけが持つ温かみのあるコミュニケーションには変わるものはありません。このスキルを武器に、AI時代を賢く、有効に生き抜きましょう。


妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.151(2024年1月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

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