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「Z世代」とのコミュニケーション

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

1990年代後半から2012年頃に生まれたZ世代。経営者としては、これからの日本の未来を担う彼らの動向は注視せざるを得ませんし、彼らとの円滑なコミュニケーションは企業の重要なテーマであると考えています。一方で、総人口の5割を超えるのがX世代と言われる50代以上で、ミレニアル世代と言われる40代も合わせると8割を超えるのが今の日本。ちなみに2013年以降はα世代で、1980年以降に生まれた人はY世代で、その前の世代はX世代と言われるようです。

「Z世代」との違い
Z世代は生まれたときからデジタルテクノロジーやSNSを自然な形で使いこなし多様性や包括性を重視することが特徴な世代です。お金や出世より、仲間との繋がりを大切にします。デジタルテクノロジーが発展する前に大人になり、経済発展や仕事をバリバリすることに生きがいを見出してきたX世代とは何もかが違います。例えていうなら、男性と女性、月と太陽、ビールとノンアルコールビールくらい違うといってもあながち間違いではないと思います。

「Z世代」のトレンド
ここで50代以上のX世代の経営者や管理職の方に質問です。
Z世代やα世代と言われるイマドキの若者が使う言葉や文化をどの位知っていますか。次の15個の中で知っているもの、何かを説明できるものはいくつありますか?
「蛙化現象」「2Dケーキ」「かわちい」「ちいかわ」「推しの子」「プヂン」「コムドット」「10円パン」「YOASOBI」「むくなえちっく」「MINAMI」「TWICE」「オトナブルー」「○○ニキ」「氷グミ」。

私は子どもが小学生なので5つわかりましたが、みなさまいかがでしたか。以前、イマドキの若者に寄り添うつもりで「ぱおん」とか「ぴえん」と使っていたら「なんですか、それ?って」ドン引きされたことがあります。

職場や家庭でのコミュニケーションで大切なことは文化の共有、理解だと言われます。相手がどのようなことに興味を持ち、どんな言葉を使っているか。Z世代とのコミュニケーションも彼らの文化、トレンドを理解することで上手くいくのではないでしょうか。


妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.147(2023年9月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

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