妊活社長の健幸経営応援団 ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役 長谷川 幸二
1年の世相を表す漢字が「戦」に選ばれた2022年。ウクライナ侵攻やワールドカップ、新型コロナウイルスとの戦いが注目されたことなどが理由としてあげられました。ビジネスや生活面においては円安・物価高との戦いで苦労された方も多いのではないでしょうか。2023年はストレスと無縁で明るく元気に過ごしたいですね、今回はとっておきの方法をご紹介します。
「戦い」ストレスで男の自信が…
仕事や家庭でストレスを感じることはどうしてもあります。ヒトは職場や人間関係でストレスを感じると、ストレスホルモン「コルチゾール」が増え、健康を支える男性ホルモン「テストステロン」が減ってしまいます。有名な調査を紹介します。アメリカの医師が、ベトナム戦争の兵士の男性ホルモンとストレスを調べたものです。「入隊前」⇒「国内で訓練を受けているとき」⇒「ベトナムで戦っているとき」と戦場に近づくほど男性ホルモンが低下したのです。この結果、男性は戦場に近づくほど、より強い心理的ストレスを感じ、男性ホルモンが低下することがわかりました。
仕事のストレス
また、心理学者の調査では「満員電車の通勤ストレスは戦場の兵士より高い」という報告があります。それほど日本の企業戦士は強いストレスにさらされています。働く男性は、日々男性ホルモンが低下しやすい環境にいるのです。ホルモンは自分の意思でコントロールすることはできません。しかし男性ホルモンは「心地よい刺激」「良いストレス」で増やすこともできます。
説明への理解と気持ちへの共感
それは女性と5分間会話をするだけ。初対面の相手でも年上でも、どんな女性でもテストステロン値が上昇したというオランダの報告があります。さらにカリフォルニア大学のロニー博士の研究では、話す相手が「魅力的」であればあるほど男性ホルモンの分泌が促進されたことが解明されています。
女性と楽しく話すだけ。たったそれだけで、男性ホルモンが活性化し心身ともに健康的になれるのです。2023年は「ハラスメントが怖い」など行動を制限せず女性とお話ししましょう。
妊活社長の健幸経営応援団 Bis・Navi（ビス・ナビ） Vol.139（2023年1月号）
プロフィール
長谷川 幸二（はせがわ こうじ）
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト（全国3位）、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のＷＥＢ制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGｓなど社会課題にも取り組んでいる。
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