妊活社長の健幸経営応援団 ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役 長谷川 幸二
「あなたのひと言が、誰かの一生を決める。宝物にもなれば、凶器になることある」。言葉は選び方一つで、自分や他人に大きな影響をもつ。だからこそ、自分の発する言葉には責任を持たなければならない。僕にそんな言葉の重み、大切さを教えてくれたのは、元よしもと芸人で、現在は、伝えるプロデューサーとしてテレビや講演で大活躍されている、つだつよし師匠。経営者や講師を対象とした「伝える技術」を教えたり、不登校からの学校復帰を応援するフリースクールで、子どもたちに夢を支えてきた経験で裏付けされた、「言葉の力」。どれを選ぶのか、使うタイミングや伝え方、誰が誰に言うのかなどで全く違う意味になるのが「言葉」。そんな師匠の教えから、言葉の選び方についてご紹介させていただきます。
イジメやパワハラも言葉から
例えば、学校や職場でのイジメ、上司のパワハラやセクハラ。「ばかじゃないの。」「死ねばいいのに」といった冗談半分や何気なく発した言葉1つがきっかけになることもあります。発した本人は悪気がなくても、相手との関係や受け取り方が違えば結果は変わります。
「ばか」「死ね」という「悪い言葉」はとても大きなマイナスの力を持っています。時として相手を傷つけ、他人の人生を狂わしてしまうことがあります。絶対使わないようにしたい代表です。
言葉は潜在意識に取り込まれる
食べたものが消化されて栄養になるように、言葉は耳にし、口に出した途端に、脳に潜在意識として取り込まれます。悪いものを食べると体の調子が悪くなるように、愚痴や悪口、マイナスの言葉を使っている人は、悪い言葉がインプットされ、悪いオーラが出てきます。なので、ビジネスでもプライベートでも、上手くいっている人は、悪い言葉を使う人から距離をおいていきます。
いい言葉の習慣
人の心を救ういい言葉もあります。落ち込んだ時や辛いことがあった時の、応援や励ましといった、いい言葉は、心の支えとなります。良いものを食べたら、体に良い影響を与えるように、潜在意識に取り込まれた、いい言葉は、無意識のうちにいい行動に影響を与え、よい結果を生み出します。
現代はSNSやブログ、動画配信など現代は誰もが手軽に自分の思いや意見を発信できる時代。だからこそ、体に良いものを食べるのと同じように、いい言葉を選んで、いい言葉を使う習慣を意識していきたいですね。まさに「食べたもので体はつくられる、聞いた言葉で心はつくられる、話した言葉未来は作られる」。
妊活社長の健幸経営応援団 Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.130(2022年4月号)
プロフィール
長谷川 幸二(はせがわ こうじ)
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。
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