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ホームページの維持管理の重要性と、体制の作り方

IT時代に乗り遅れるな

問い合わせをじゃんじゃん獲得するホームページの作り方  
■㈱ワイコム・パブリッシングシステムズ社長 田上恭由氏

ホームページが出来上がると、運用や維持管理が必要になってきます。制作する担当者としては、完成がゴールですが、依頼企業様にとっては、完成=スタートです。
多くの場合、構築を依頼した会社に、保守・運用支援も依頼することでしょう。

今日は、このスタートしてからの維持管理やサポートについて、そしてその体制をどうするかについてお話します。
なぜ今回のテーマを選んだのかといいますと、保守管理体制がない、あるいは保守を受ける会社が保守の重要性を理解していないと、滅多にはないですが、何かあったときに、ホームページが公開が停止し、受注の機会を喪失します。そんなのイヤですよね?

緊急ではないけど重要度が高い、しかもあまり成果として見えるものが少なく地味なため、多くの方が見過ごしがちです。そんな「保守・運用支援」とはどんなものか、まずは基礎知識から入っていきましょう。
「保守・運用支援」体制は、細かい作業の組み合わせです。

●コンテンツ管理
・情報の更新と新しい情報の掲載
・定期的な記事追加・更新で情報を最新に
・アクセス状況の管理
・SEOやGPOの現状把握と改善策実施

コンテンツは見える部分なので、大切であることはわかりやすいと思います。また、検索結果の順位などは売上にも関わってきますから、割合関係者の関心も高いです。

●システム管理
・データのバックアップ
・障害の防止と発生時の対応
・セキュリティ対策
・システムのバージョンアップ
・事故発生時の対応手順の策定と更新

システムの内部はIT技術者以外には目に見えないので、わかりにくいのですが、この部分はホームページが問題なく公開するために避けて通れない部分。昨今はワードプレスなどのCMS(コンテンツ管理システム)を利用することが殆どで、データベースシステムにデータを格納するため、万一の障害に備えて、バックアップが必要です。

また、バージョンアップは、CMSとサーバー側のPHPなどのバージョンの整合性や、プラグインの対応など、組み合わせが複雑になりがち。ワードプレスを取り巻くあらゆるものを調べてからの対応が必要になります。

ホームページはシステムとともにサーバーにデータとして格納されている

●対応完了にかかる時間や発生頻度、要件
・当日中? 翌日中? 1週間程度?
・定期的な更新?月何回? 随時?
・株式公開企業の時間厳守の情報公開?

一言で更新と言っても、お客様がホームページに期待しているものや目指すもの、状況や緊急度、などの要件は様々。対応する担当者に予め伝えておくことで、満足の行く保守サービスの提供に繋がります。

IT時代に乗り遅れるな  Bis・Navi(ビス・ナビ)Vol.140(2023年2月号)

プロフィール

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田上 恭由(たがみ やすゆき)
㈱ワイコム・パブリッシングシステムズ 代表取締役
「ふくおか経済」記者・営業、中古車情報誌編集者、システム開発者を経て、平成9年個人創業、翌年法人成りして現職に。上級ウェブ解析士、採用定着士。小規模事業者のウェブサイト構築実績は七百件以上。顧客獲得や採用の課題を解決する手法に定評がある。IT導入補助支援事業者、認定支援機関として、補助金獲得実績も多数。

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