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新たなチャレンジに向けて

ビジネス徒然草

ビジネス徒然草  ■アネーラ税理士法人 統括 藤本 周二

読者の皆様 2024年新春のお喜びを申し上げます。1年経つのは早いものでもう2024年です。毎年新年号は弊社の目標を書かせていただいています。
私も小さな会計事務所をはじめまして25周年を迎えました。その間、私にもう少し経営力があれば最低でも今の3倍は皆様に貢献できたのではないかと思い当たり悔しい思いをしております。その悔しさを2024年は前に進める努力に変えていかなければと思っております。

経営は課題を見つけてそれをつぶしていく。逃げずにぶつかってやっていく。このような当たり前のことをどれだけやれるかだと思います。マーケティングが弱い方はマーケティングの勉強・実践。マネジメントが弱い方も勉強・実践。それらの積み重ねが経営であると信じています。そして課題をつぶせばまた新しい課題が見えてくる。まさしく、「経営に終わりはない」の世界です。

では弊社の課題はなんでしょうか。
無限にたくさんありますが、まずはもっともっと風通しのいい会社にすること。これはコミニュケーションの重要性をどれだけ理解して実践できるかかと思います。特にトップのコミニュケーションがある意味全てもありますので効果を理解しつつ実践しなければなりません。次に、頑張った方が頑張った報酬へ。例えば戦国時代に活躍した武将に相応の恩賞が出なければ直ちに敗れていったようにとても重要な永遠の課題ともいえるものだと思います。このいわゆる人事考課制度をよくしていくことが次へのステップになると思います。これらについてじっくり検討して移行期間も設けて実行していきます。

弊社にはたくさんの課題がありますが、2024年は大きく二つに絞って取り組んでいく所存でございます。小さな副次的課題としましては社内DXの強化。営業活動の充実。採用の充実などいろいろありますがまずは大きな課題克服を大切にしつつ2024年を前向きに取り組んでいければと思っています。

そして課題解決の前に大きな気持ちの問題が、それは常にチャレンジする気持ちです。衰退国家ともいえる日本ではチャレンジしていかなければ会社も衰退していきます。国の政策はなかなか的を得ていませんかもですが、経営者としてできるチャレンジの心が最も重要と思っています。
読者の皆様も2024年もいい年へ

ビジネス徒然草  Bis・Navi(ビス・ナビ)Vol.151(2024年1月号)

プロフィール

藤本 周二(ふじもと・しゅうじ) 【公認会計士】
アネーラ税理士法人 統括・東京事務所代表
1959年12月生まれ、福岡市出身、中央大学法学部卒。98年12月藤本公認会計士事務所を設立、所長に就任。2009年8月にエスペランサ税理士法人を設立し、理事長に就任。12年1月エスペランサコンサルティング株式会社、15年3月九州M&Aサポート株式会社、20年12月九州有限責任監査法人を設立。19年エスペランサ税理士法人をアネーラ税理士法人に改称。
信条:至誠天に通ず
著書:『社長の品格』(海鳥社刊)

アネーラ税理士法人
福岡・天神・佐賀・北九州・東京・横浜の6拠点に事務所があります。総勢130名余の専門家グループ税理士30名(有資格者含む)、公認会計士10名が集結結した九州屈指の専門家が在籍するアネーラグループ。



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