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俺は嫌われていない

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

今回のタイトルは「鬼滅の刃」で胡蝶しのぶに「そんなだから嫌われるんですよ」と言われたことに対し冨岡義勇が発した言葉です。「ああそれ…すみません、嫌われている自覚が無かったんですね。余計なことを言ってしまって申し訳ないです」と追い討ちをかけられてショックをうけるシーンは何だか切なくなくなりました。

アニメや漫画で見ると、主人公を助けるカッコいい人気のキャラクターですが、劇中では「口下手」「幼少期のトラウマ」などにより人とのコミュニケーションが不得意で、仲間から敬遠されているのを気付かない、ちょっと残念な位置付けも併せ持っていました。今回は「俺は大丈夫かな?」と思っている方にお届けします。

カン違いの壁
❶「自分は女性や若い世代のことを理解している」と思っている
❷自分の下ネタやオヤジギャグはウケることが多い
❸女性の手や肩に触れても嫌がられない
❹部下へのアドバイスはちゃんとしている
❺生理休暇や不妊治療など女性特有の悩みにも理解があるなど、上司として、経営者として、人として上手くやっている、コミュニケーションをとっていると思っていたのに、気づいていないのは本人だけというケースは残念ながら多いのが現状です。私自身が以前、飲み会や社員旅行でも率先して話をしたり、頑張ってコミュニケーションを取っていたのに、実は社員から陰で「ハラスメントの三冠王」と言われていた過去があります。恥ずかしい限りですが…

職場で家庭でのコミュニケーション
異性やZ世代、ミレニアル世代とのコミュニケーションが上手に取れるか否かは、現代において仕事でも家庭でも重要なスキルです。異性や異世代は味方につけると仕事も家庭も上手く回りますが、間違うと地獄絵図になることすらあります。私のように「俺は上手くやっているカン違い」も残念ですが、逆にセクハラやパワハラと言われるのが怖くて、女性社員や若い部下と話すのが苦手という管理職が多くなっているという声も増えています。

そもそも男性と女性では、見た目も好みも行動パターンも異なります。幼少期からスマホやYouTubeが普通の世代と、ポケベルや公衆電話、ビデオデッキ、カセットテープで育った世代では考え方が違って当然です。 男女の違い、世代の違いを知り、コミュニケーションのコツ、伝え方を工夫するだけで家庭も職場も上手くいきます。

妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.137(2022年11月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

https://www.aojirushop.com/

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