経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

本音のコミュニケーション!

明日からHawaii life style

明日からHawaii life style  ■株式会社M&Mパートナーズ 代表取締役 前田 和人


4つの知とは、①知識②知能③知恵④知性。知識、知能が必要とされたのは、これまで以前の時代です。知恵、知性は、これまでも必要でしたが、これからますます重要となります。
①知識とは、ある事柄について知っていること
②知能とは、知識量及びその運用能力
③知恵とは、物事の持ち筋がわかり、うまく対応する能力
④知性とは、物事を知り、考え、判断する能力。人間の、知的作用を営む能力。

知識、知能は、ググればわかりますのでA Iにとって変わられます。これからは、知識、知能をもとに知恵を使うことが求められ、知性に変えていくことが重要になると思います。知っていることで、アドバンテージは取りにくい時代です。会社においての場面では、目標の設定→考動の徹底→責任感という流れで仕事をしている会社が多いと思います。だから目標が達成できない。本来は 感情の解放→目標の設定→考動の徹底→責任感。この流れで、仕事をした方がいいのです。

今回のテーマは「本音」です。感情の解放を言い換えると「本音」です。経営者、上司は、結論ありきで部下と話をします。結論ありきでいいんですが、結論を表に出しているのです。 ここに問題があります。陥りがちな罠とでも言いましょうか。上司なので、結論はあって当然です。でも、頭の中に隠しておくべきだと感じています。

どうですか。上司が結論ありきで話を聞いていたとしたら、本音なんて言う気にもならないでしょう。冷静に考えたらわかるのですが、会社では意外に普通に行われているのです。

 上司が結論ありきで部下と話をすると部下は、本音を言えなくなります。感情の解放→目標の設定→考動の徹底→責任感の流れが大事なのに、最初の感情の解放ができていないので、前提でズレが生じます。だから責任感なんて芽生えるはずもありません。人財育成は育成ではなく育む(はぐくむ)ことだと痛感しています。ぜひ本音のコミュニケーションを意識して部下と話をしてみてください。今までは見えてなかったものが見えてくると思います。

明日からHawaii life style  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.145(2023年7月号)

プロフィール

前田 和人 (まえだ かずひと) 
株式会社M&Mパートナーズ代表取締役
1970年1月18日生まれ、佐賀県出身。88年地方銀行入社、福岡・佐賀の支店勤務を経て2005年に冠婚葬祭会社に転職。現在も冠婚葬祭会社の執行役員兼本部長として13店舗250人超のマネジメントを行なっている。12年1月社内ベンチャーとして株式会社M&Mパートナーズを設立、代表取締役に就任。
著書:『なぜ税理士は経営者の期待に応えられないのか』(かんき出版)。

M&M前田和人 | 企業価値を高め事業の発展をサポートするエンハンス・バリュー・パートナー

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