エンタメのチカラ ■レジリア 代表 西 高一郎
7月一杯、福岡で開催された世界水泳は8月に世界水泳マスターズ九州大会となり、お盆前まで続いていました。
並行してその他の多くのエンタメ関係が全国各地でリアル開催されていました。そして秋が近づいた今もまだまだ続きそうです。
さて、リアル開催が増えて(正しくは、従来の形に戻ってきて。でしょうか?)僕も会場でいろんな出演者と直接コミュニケーションをとらせていただく機会が増えています。
そんな中、ちょっと気づいたことがあったので今回はそれを皆さんとシェアしたいと思ったことを書きます。
一見可視化されていないけど、確実にプラスの効果が期待できるものが沢山あって、そういう価値を見出して動くことは、業種関係なく大切だよね。という話しです。何かの参考になれば幸いです。
エンタメの力ってなんだろう?それと、オンラインイベントとオフラインイベント(=リアル開催)との違いってなんなんだ?
みたいな事を改めて考えていた時、なぜか、お客さん視点や世の中においてどうなのかという視点でばかりアプローチしていたことに不思議に思っていました。そして、とあるハイブリッドシンポジウムの現場中、僕の目の前で、今しがたプレゼンを終えた登壇者同士が皆でかなり熱く盛りあがっている光景がありました。
それを見て、次の様な内容は、オフラインよりリアル開催の方が間違いなくその効果が大きいと再認識しました。
- 主催、出演者、登壇者どうしが密につながる
- 本番実施後の交流が熱い
- そこから新しいビジネスやネットワークが広る
- 自分以外の登壇者の話への集中度が高い
- オンラインより五感で感じられるものが多い
ここ数年、オンラインイベントに携わる機会が多かったので、熱のこもり方が明らかに違うのがよくわかりました。
会場内は間違いなくプラスの空気感に溢れていました。
エンタメのチカラ Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.147(2023年9月号)
プロフィール
西 高一郎(にし こういちろう)
レジリア 代表
1971年生まれ。長崎県佐世保市出身。佐賀大学卒業後、イベント企画や WEB製作に携わる。2012年5月レジリアを設立。イベント制作・運営を軸 にWEBコンサル、制作ディレクションを手掛けている。特に、イベント 製作・運営では、プロモーションイベント、スポーツイベント、講演会などを中心に企業単位のものから大型のイベントまでこなす専門家と して、九州内外から依頼を受ける。
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