経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

付き合う人によって、あなた自身が評価される

繁栄の法則

■社長の知恵 (家訓に学ぶ)

神屋宗湛、大賀宗九とともに「博多の三傑」の1人に数えられた豪商・島井宗室は、17箇条を挙げて記した『島井宗室遺書』を残しました。

親しくすべき人

・商売熱心な人
・家業を大切にする人
・実直で信用できる人
・人を立てることができる人

親しくすべきでない人

・争いごとを起こす人
・人の悪口を言う人
・派手好きな人
・大酒飲み
・うそつき
・権力者に取り入る人
・人ごみを好む人
・三味線や小唄など芸事に凝る人
・口やかましい人
こうしたとは同席もしくないと言っています。

時代は変わっても付き合いの基準はあまり変わらないようです。
付き合う人によって、自分自身の考え方や行動が影響を受けますから、付き合う相手や付き合う場面などを考えておく必要があるということでしょう。

また、付き合っている人を見て、第三者はあなた自身を評価していることも知っておくべきだと思われます。

➤経営に生かすポイント

●付き合う人を選ぶ基準を持つ。
●付き合っている人から誘われても、会社のブランドに傷がつく、自分の信用が下がると思われるような場合は、はっきりと誘いを断る。
●他人は、付き合っている人を見て、あなたを判断する。知人を人に紹介する際も、自分が評価されていると考えて紹介を行うこと。

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<プロフィール>
宇野 秀史(うの ひでふみ)  ビス・ナビ編集人
昭和40年5月生まれ、熊本県出身。熊本県立第二高校、京都産業大学経営学部卒。出版社勤務を経て、独立。2017年7月、月刊ビジネス情報誌「Bis・Navi(ビス・ナビ)」を創刊。株式会社ビジネス・コミュニケーション代表取締役。歴史の知恵、偉人や経営者が残した知恵を綴る。また、経営者の知恵を後継者に伝える、知恵の伝承にも取り組む。

著書:『トップの資質』(梓書院、共著)、『田中吉政』(梓書院、解説)

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