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体験に勝る一次情報はない

エンタメのチカラ

エンタメのチカラ  ■レジリア 代表 西 高一郎

前回に引き続き関西大阪万博をきっかけに感じたことを紹介します。
2025年10月13日、184日に及ぶ関西大阪万博が閉幕しました。入場者数2500万人、メインマスコットの ミャクミャク像は大阪府の万博記念公園(太陽の塔が建てられている場所)へ移設予定と発表され、キャクター権利も同大阪府へ。他にもミャクミャクをマスコットに活用した各種PRイベントは様々な形で継続し、新プランも計画されているということで、今後もその人気は当面続くだろうという明るい話題で幕を閉じました。
実のところ目標入場者数は2820万人だったため、達成率だけで見ると約88.7%で未達成。しかし、万博そのものが起こした経済効果は大きく、万博自体の収支計算は280億の黒字(損益分岐は約2200万人)、参加企業の8割以上が一定以上の効果があったと感じている。というデータも出ています。

夏休み前後からから閉幕までの後半は日々来場者数上昇、報道、web界隈での好意的コメント、扱いに独特の熱量が感じられました。おそらくその鍵は日々増えていくリピーターにありました。
来場者の多くのコメントで見られた内容が“1度や2度で全てを回れない。(全てを回りたい)。”“期待していなかったが、行ってみたところ大変良かった。”などです。
他にもパビリオンには入れず買い物も何もできなかったが、大屋根リングは良かった。万博の空気感を感じられて良かった。などもよく見聞きした感想です。

もちろん“人が多すぎて疲れただけ”などマイナスの感想もみられたが、これら含めて、現地へ足を運んだからこそ口にできるリアルな感想ですよね。
劇的に進歩したテクノロジーと情報インフラ。加えて日々、身近になっていく各種高機能なデバイスたち。これらを持ってしても、現地へ足を運び、その空間の中で過ごした時間、直接触れてきた体験によるリアルな感想こそが多くの人々心を動かし、現地へ足を運ぶ決断を起こす1番の原動力だったと僕は思います。

前回お伝えした、知っていると出来るの間、”やったことがある”
ここで生まれる1次情報が、多くの人の心を動かす力にブーストをかけていたのです。
人間の感覚は大変に繊細で高性能です。微妙な行間から発信者の本当の心の声を感じ取る力を持っていいます。日々の生活の中に意識的に”1次情報=やったことがある”を増やすことは、多くの影響力を手にすることにつながっていますよ。
というそんなお話でした。


エンタメのチカラ  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.173(2025年11月号)

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プロフィール

西 高一郎(にし こういちろう) 
レジリア 代表
1971年生まれ。長崎県佐世保市出身。佐賀大学卒業後、イベント企画や WEB製作に携わる。2012年5月レジリアを設立。イベント制作・運営を軸 にWEBコンサル、制作ディレクションを手掛けている。特に、イベント 製作・運営では、プロモーションイベント、スポーツイベント、講演会などを中心に企業単位のものから大型のイベントまでこなす専門家と して九州内外から依頼を受ける。

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画像は2024年8月号です

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