ビジネス徒然草 ■アネーラ税理士法人 統括 藤本 周二
私は中堅の会計事務所を経営しています。お客様と自分のビジネスについていつも考える立場にあります。いつも思いますのは経営は無限でありゴールはないという事です。言い換えますと経営者が目指す目的地点がいわゆるゴールともいえるかもしれません。柳井さんのように目標は明確に服飾業界世界一としている経営者であればその達成のために世界一の努力をしなければならないでしょう。日本一が目標であれば日本で一番の努力が必要でしょう。
ではこの努力の方向性はどういうものでしょうか?
1つのヒントとなるのは「お客様の立場に立って考えるという事」です。サービスの提供。商品販売などすべてお客様の気持ちが分かれば鬼に金棒です。どのような商品を顧客が好むのか、あるいは好みそうか。これらの研究・実践が努力の基本となるものではないかと思います。セブンイレブンの創業者である鈴木さんは常にお客様はどのようなものを欲しがるかを考えることを実践されていました。狭い店内でお客様は何を買いに来ているのか?それはお客様の立場に立ってはじめてわかるものです。この考えを徹底してほかのコンビニとは一味違うセブンイレブンができています。
また、この考えを社内に向ければ経営者は役員の立場、部長の立場、平社員の立場などに立って物事を考えることが努力の方向性という事になると思います。経営者になれば平社員の立場に立って考えるのは難易度が高いかもしれません。だから、努力をするのだと思います。
さらに外部環境についてもいろいろな立場を研究することで世の中の動きも理解に努めなければなりません。
経営者はお客様の立場にも立ち、従業員の立場にも立たなければいけません。さらに外部環境についても同様です。なかなか大変です。しかし、かなり緩和する方法があります。それは質問するという事です。話を聞くという事です。その情報から機能的に考えて経営方針などコンセプトを生かす方法をやっていく。この努力をそれぞれの目標に従って前進していくのが経営の重要は一つだと思います。世界一を目指している方は世界一の努力をしなければなりません。特に経営者の中には若手から学べない方が多くおられることを感じます。この学べないという事は目標とする姿が低いという証明でもあります。世界一を目指すなら当たり前ですがすべてのことから学ばなければならないと思うからです。
所謂口だけの方々が多い風潮ですが情けないものです。
ビジネス徒然草 Bis・Navi(ビス・ナビ)Vol.171(2025年9月号)
プロフィール
藤本 周二(ふじもと・しゅうじ) 【公認会計士】
アネーラ税理士法人 統括・東京事務所代表
1959年12月生まれ、福岡市出身、中央大学法学部卒。98年12月藤本公認会計士事務所を設立、所長に就任。2009年8月にエスペランサ税理士法人を設立し、理事長に就任。12年1月エスペランサコンサルティング株式会社、15年3月九州M&Aサポート株式会社、20年12月九州有限責任監査法人を設立。19年エスペランサ税理士法人をアネーラ税理士法人に改称。
信条:至誠天に通ず
著書:『社長の品格』(海鳥社刊)
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