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「のようなもの」を超えて

ビジネス徒然草

ビジネス徒然草  ■アネーラ税理士法人 統括 藤本 周二 

「のようなもの」は40年以上前の映画で、プロになれない若者の群像を描いた名作です。映画の中では落語家を目指すもののあまりうまくない主役の日常が描かれています。まさにプロになれない方々の青春を哀愁おびて描かれています。まさしくプロの「のようなもの」です。
私たちも通常新社会人となり「のようなもの」から、プロを目指していくものだと思います。

ではプロとは何なのか?私なりに考えたことを述べたいと思います。もちろんプロにも1流から3流などあるようにレベルの問題でもあります。

(1) 相手の立場に立って考えることができる。もしくは考えようとする
例えば取引先に対しては取引先がどこに関心があるのか常に考えるようにする。この関心が勉強に繋がり勉強していけば大きな成長につながるものと思います。従業員に対しても同じです。自分が経営者としても従業員ならどう思うのかを常に考えることが経営者としての成長につながるものと思います。手っ取り早いのは従業員に聞くことです。従業員がいろいろ話をしてくれる環境整備が大事だという事になります。この2点は突き詰めると営業のプロ、マネジメントのプロになるという事です。そのためには毎日毎日実践を積み重ねて書籍や勉強会など相当の勉強が必要でありそのレベルがいわゆる1流、3流を決めていくものと思います。

(2) (1)にも関係しますが、「神は細部に宿る」という事です
仕事は概ね出来ていれば良いという感覚があると思いますが、小さなミスで仕事がゼロになることがよくあるはずです。どんなに頑張っても小さなミスで終了です。仕事はとても怖いものです。だから細かいことまで気を配りやらなければ仕事とは言えないのです。すべての仕事にベストを尽くすのも1流のプロの醍醐味です。
よく、あの人は隙がないね、という方がいるかと思います。1流はそのような方が多いと思います

(3) 社内の人間関係は事業経営に優先しない
人間ですから当然好き嫌いがあります。話したい人、話したくない人が出てくるのは当たり前でしょう。ただ、会社を大きくしたりしていこうと考えるならば好き嫌いよりも有能かどうかを大切にしなければならないかと思います。ただ、この観点はかなりの能力を要するので皆様の力量で判断すべき内容でもあります。 そのほか、報連相の大切さなども重要だと思いますが紙面の都合で割愛します。

ビジネス徒然草  Bis・Navi(ビス・ナビ)Vol.169(2025年7月号)

プロフィール

藤本 周二(ふじもと・しゅうじ) 【公認会計士】
アネーラ税理士法人 統括・東京事務所代表
1959年12月生まれ、福岡市出身、中央大学法学部卒。98年12月藤本公認会計士事務所を設立、所長に就任。2009年8月にエスペランサ税理士法人を設立し、理事長に就任。12年1月エスペランサコンサルティング株式会社、15年3月九州M&Aサポート株式会社、20年12月九州有限責任監査法人を設立。19年エスペランサ税理士法人をアネーラ税理士法人に改称。
信条:至誠天に通ず
著書:『社長の品格』(海鳥社刊)

アネーラ税理士法人
福岡・天神・佐賀・北九州・東京・横浜・長崎の7拠点に事務所があります。総勢145名の専門家グループ税理士31名(有資格者含む)、公認会計士10名が集結した九州屈指の専門家が在籍するアネーラグループ。



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画像は2024年8月号です

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