経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

重大な問題が発生した時は、社長がいつ方針を出すかが問われる

繁栄の法則

新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界中でロックダウンや外出禁止などの行動制限が課せられ、日本でも緊急事態宣言が発出され、様々な場面で活動の自粛を余儀なくされました。活動を制限されると、当然、これまでの営業活動ができなくなり売上が落ち込み、先の見えない状態の中で不安感に襲われた企業も多いことでしょう。

これまでに経験したことのないような事態に陥り、多くの経営者がどのようなかじ取りをすれば良いのか悩んでいます。
あなたは、経営者として、これからの企業経営においてどのようなことに注意していますか。
こういう時は、
・周りを良く見ること。
・素早く方針を打ち出すこと。
・そして、計画に落とし込み
・早く行動を起こすこと
だと考えます。

組織運営において、このような状態で一番大事なのは従業員の不安を抑えることだと考えます。今回のような非常事態に陥った際、従業員は社長の判断、行動を注視しています。

「社長、あるいはトップは何を考え、どうしようとしているのか?」

いつまでも見えないようなら、従業員の不安は高まるばかりです。組織内で不安が高まれば、それは、経営者に対する不満に変わり、やがて不信感を募らせます。その先には、最悪の場合、組織の崩壊もあり得ます。
そうした危機を防ぐためには、まず、素早く方針を出すことです。方向性を示せば、従業員の心は行動することに向けられるようになります。
行動が始まると組織に勢いが出はじめ、積極的な心持ちとなり不安が小さくなります。行動を支えるのは具体的な計画です。

コロナで混乱している今こそ、トップは組織が動ける環境を整えましょう。

➤経営に生かすポイント

●重大な問題が生じた時は、トップが速やかに方針を打ち出し、計画、行動に移す。

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<プロフィール>
宇野 秀史(うの ひでふみ)  ビス・ナビ編集人
昭和40年5月生まれ、熊本県出身。熊本県立第二高校、京都産業大学経営学部卒。出版社勤務を経て、独立。2017年7月、月刊ビジネス情報誌「Bis・Navi(ビス・ナビ)」を創刊。株式会社ビジネス・コミュニケーション代表取締役。歴史の知恵、偉人や経営者が残した知恵を綴る。また、経営者の知恵を後継者に伝える、知恵の伝承にも取り組む。

著書:『トップの資質』(梓書院、共著)、『田中吉政』(梓書院、解説)

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