経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

会社が伸びるという事  人間の更新は?

ビジネス徒然草

ビジネス徒然草  ■アネーラ税理士法人 統括 藤本 周二 

会社が成長するという事は一般的には業績向上を言います。いわゆる数字的には売り上げが伸びて経費が売り上げほどは伸びていかない状態と言えます。
文章にすれば簡単ですが、現実にはとても厳しい内容を含んでいます。毎年順調に成長する会社はまれでむしろ階段上に停滞と成長を繰り返す会社が会社の成長として多いと思います。
例えばある設備があり、会社が大きくなるとその設備は役に立たなくなり新しい設備に交換していくのが当たり前です。この点について異論はないと思います。そうすると新しい設備がうまく稼働するまでは会社は停滞して稼働が良くなれば一気に成長していく。会社の成長はこのような感覚です。

では従業員は会社が大きくなったら交換するのでしょうか?
以前、ユニクロの柳井さんが「泳げない奴は溺れればいい」という言葉を残されています。本心は必死に努力して泳げるようになれという事だと思いますが、やはり泳げなければ泳げる人に交代するという事、つまり古い機械と人間も同じ運命のようにも思えます。とても悩ましいものがあります。設備は感情がありませんが人間はあるからです。

では実際に成長している会社はどうなっているのでしょうか?
正確に統計数字を持っているわけではありません。また、機械は新しいものができても人間は人手不足の社会では難しいものがあるとの考えもあるでしょう。特に中小企業の人手不足は深刻でもあります。

私の思う事は次のとおりです

  • 今いる従業員に泳げるようになるように説得・指導を行う。必死の努力を促すこととなるかと思います。この事が人を大事にするという事ではないかと思っています。研修制度とかコミュニケーションはここにつながるとても重要な意味を持つと思います。
  • それでもだめならやむを得ず新しい人を探すあるいは登用することとなると思えます。そうしないと会社は成長できません。

今の人手不足の時代に難しいという声も聞こえてきそうです。

しかし、成長している会社はより成長の見込みがあり、従業員に対しての待遇もよりよくできるはずです。したがって人手不足の中でも成長している会社には人が集まるはずです。また、そのようでなければ成長しているとは言えません。

ビジネスの目標は長期的な正当な利益です。長期的な正当な利益を得るには経営者は心の中で噛み締めることも多いと思います。
経営者の皆さんはどう思われますか。

ビジネス徒然草  Bis・Navi(ビス・ナビ)Vol.173(2025年11月号)

プロフィール

藤本 周二(ふじもと・しゅうじ) 【公認会計士】
アネーラ税理士法人 統括・東京事務所代表
1959年12月生まれ、福岡市出身、中央大学法学部卒。98年12月藤本公認会計士事務所を設立、所長に就任。2009年8月にエスペランサ税理士法人を設立し、理事長に就任。12年1月エスペランサコンサルティング株式会社、15年3月九州M&Aサポート株式会社、20年12月九州有限責任監査法人を設立。19年エスペランサ税理士法人をアネーラ税理士法人に改称。
信条:至誠天に通ず
著書:『社長の品格』(海鳥社刊)

アネーラ税理士法人
福岡・天神・佐賀・北九州・東京・横浜・長崎の7拠点に事務所があります。総勢145名の専門家グループ税理士31名(有資格者含む)、公認会計士10名が集結した九州屈指の専門家が在籍するアネーラグループ。



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画像は2024年8月号です

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