妊活社長の健幸経営応援団 ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役 長谷川 幸二
福岡出身の実業家、ホリエモンこと堀江貴文さんが2024年3月に幻冬舎から発売した書籍「金を使うならカラダに使える」は、ビジネスマンに向けて健康の重要性を力説した一冊です。身近な健康診断から最先端の医療までを網羅し、特にアンチエイジングや老化対策の最新情報が満載です。現代の医療は日々進化しており、正しい医療情報を知っているかどうかで、将来の健康や生活の質は大きく変わります。
私たち中年男性の健康に関しても同様で、近年、男性更年期がメディアで頻繁に取り上げられるようになりました。行政や企業による支援体制が整いつつありますが、多くの企業はまだこの問題に対して積極的な取り組みを行っていません。経営者やビジネスマンの6割以上が、男性更年期やテストステロンについて十分な知識を持っていないのが現状です。
しかし、男性更年期は企業にとって無視できない問題です。なぜなら、テストステロンの低下は、集中力、決断力、判断力といったビジネスパーソンにとって不可欠な能力を低下させ、結果として仕事のパフォーマンスに大きな影響を及ぼすからです。特に経営者や管理職の場合、これらの能力の低下は組織全体の士気や成果に悪影響を及ぼす可能性があります。
企業が中年男性の健康、特に男性更年期の問題に取り組むべき理由は明確です。従業員の生産性向上は企業にとって最重要課題の一つであり、特にベテラン従業員が健康を維持し、長期的に活躍できることは、企業の競争力強化や、Z世代など若い世代の採用・定着にもつながります。研究によれば、健康的な職場環境は、企業の業績向上に大きく貢献することが示されています。
この問題に対処するため、企業内で男性更年期やテストステロンに関する勉強会を開催することを強くおすすめします。健康意識の高まりは、社内の雰囲気を改善し、コミュニケーションを活性化させます。経営者自身が健康に気を配ることで、従業員にも良い影響を与え、組織全体の活力を向上させることができます。
企業が従業員の健康に積極的に投資することは、一見コストに見えますが、長期的には確実なリターンが期待できます。企業の持続可能な成長のためには、従業員の健康維持が不可欠です。
男性更年期対策の勉強会やセミナー、取り組事例など、気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。
妊活社長の健幸経営応援団 Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.160(2024年10月号)
プロフィール
長谷川 幸二(はせがわ こうじ)
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。
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