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いい波動が場を整える

愚公移山

公移山(3)「ある経営者の話」 【場を整える】―波動―
    「愚公移山」:困難な事でも努力を続ければ成し遂げられるという意

場を整えるためには、汚れやゴミ、ホコリといった目に見えるモノを取り除かなければならないが、目に見えない物を整えることも必要である。それが、波動と言われるものだ。いい波動はいい場をつくり、悪い波動は逆の場をつくる。

科学的根拠に基づいた波動

「突き詰めると、すべてのものは波動です。量子力学の世界ではすべてのものは波動であり、場を整えることと運気を上げ場の力を上げる効果があるということは、科学的に説明できるものです」。
前回、細かいところを綺麗にすることは、場を整えることができる有効な手法であること。そして、それは会社の業績向上や問題の早期発見につながるということを紹介した。その話を聞いた際に「ある経営者」が発したのが冒頭の言葉である。

「量子力学」「波動」と言われても、聞きなれないという方も多いかもしれないので簡単に紹介すると、星の運航や物体の運動法則などを説いた「ニュートン力学」が目に見えるものを取り扱うのに対し、「量子力学」はそれ以上分解できない粒子「素粒子」と呼ばれる、目に見えない極微小な世界の運動法則を研究する学問である。

量子力学の世界では、私たちが日ごろ目にしている建物や植物、我々人間でも極限まで分解するとすべて波動の集合体であと言われる。そして、波動はエネルギーでもある。この考えを広げると、宇宙に存在する星や目に見えないダークマターと呼ばれるものも波動であるといえる。
量子力学のこのような考え方は、現代物理学をリードする最先端の学問として世界中で研究が進められるようになった。そのため、これまで科学的に説明できなかった不思議に思われた現象についても科学的な解明が進むものと期待される。冒頭に「ある経営者」が語ってくれた言葉は、まさに現代の量子力学によって提唱さ解明されてはじめた科学的根拠に基づいたものである。

場を整えることで、いい波動が満ちる

いい波動が満ちた空間は、場が整う。いい波動とは、宇宙空間に存在する星や星と星の間に存在する目に見えないもの、地球上の動植物、鉱物、私たちの体の中で揺れている本来あるべき波形のことである。
ということは、波動が乱れた空間は、場が整わないということだ。部屋の中が汚れていたり、不要になった物が置かれていたり、机や仕事道具にホコリが溜まっていたりすると、いい波動が届かなくなり、悪い運気を呼び込んでしまうことにもなる。

目に見える物やホコリだけでなく、光や風、音も波動である。だから、場を整えるには、エネルギーの高い太陽光や工夫された照明の光を満たし、空気が淀まないように新鮮な空気を取り込むこと。併せて、いい波動を発生する音楽を流すことが効果的であると思われます。

健康維持や生産性の向上にも

「ある社長」も「ゴミやホコリを取り除き、いい光や風、音楽で場を整えます。事務所内では、モーツァルトなど波長が良いとされるクラシックを中心に24時間、音楽を流しています。こうして空間を整えることで、そこにいる人にまでいい波動が伝わるのです。すると、人の内側の波動が良くなり、脳がリラックスし健康維持にもつながり、結果として仕事の生産性も高まることが期待できます。場を整えることは、会社をよくすることにつながるわけです」と、いい波動で場を整える有効性を語る。

確かに会社を訪れると、採光や照明の当て方、風の通し方など細部にまで気を配られている。凛とした空気が満ちている空間やサービスには、清められた神社の境内と同じように、訪れる私たちにも心地良い感覚を与えてくれるものである。

「愚公移山」(ぐこういさん・ぐこういざん)
      Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.175(2026年1月号)

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画像は2024年8月号です

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