妊活社長の健幸経営応援団 ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役 長谷川 幸二
新年になりましたが、営業の世界では「今年は何をどう売ろうか」「価格はどうするか」「もっと売れるためには…」そんな悩みは尽きません。
現場を見てきて思うのは、売れている人ほど、価格の話を最初にしていないという事実です。人は、モノを買っているようで、実は感情で買っています。
突き詰めると、人がモノを買う理由は3つしかありません。
❶自分の存在を証明したい
❷不安を消したい
❸自分を肯定したい
ターゲット別にみてみましょう。
女は「美」の魔法を買う。
男は「欲望」を満たすために買う。
親は「安心」を得るために買う。
男の子は「カッコいい」を買い、
女の子は「変身できる物語」を買う。
金持ちは「安全」を買い、
貧乏な人は「希望」を買う。
そして人は、理屈抜きに「美味しい」という感動を買い、忙しい主婦は「時短」や「便利」を買います。
売れる人がやっていることは同じ。違うのは、相手と見せ方だけです。
法人取引でも、「安いから」だけで選ばれることは、ほとんどありません。担当者が本当に恐れているのは、価格よりも“失敗すること”です。
「この選択で大丈夫か」「社内に説明できるか」「あとで責められないか」だから法人が買っているのは、価格ではなく安心・妥当性・信頼です。
人は、「分かってくれる人」「任せてもいいと感じる人」から買います。これは個人でも法人でも、変わりません。
新しい年にやるべきことは、値段を下げることでも、言葉を派手にすることでもありません。
「自分は、誰の、どんな不安を消しているのか」
それを、もう一度はっきりさせることです。
そして最後に、ひとつだけ。売上が低迷したり、経営が苦しくなると、人はつい媚びを売りたくなります。
でも、媚びが信頼を生んだことはありません。売るのは、価格でも、媚びでもない。価値と信頼。2026年。あなたは何を売りますか?
妊活社長の健幸経営応援団 Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.175(2026年1月号)
プロフィール
長谷川 幸二(はせがわ こうじ)
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。
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