妊活社長の健幸経営応援団 ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役 長谷川 幸二
「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」「今もギンギンです」——。これは2025年6月、歌手の田原俊彦さんがTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』で語った発言の一部。女性アナウンサーの手にテーブル越しに触れ、下ネタを連発したトークは笑いを誘いつつも、ネット上では“セクハラ”と受け取られ、批判の声が広がりました。
正直、私自身は「これくらいいいじゃないか」「エンタメとしてはアリ」と感じるタイプです。スタジオも爆笑に包まれ、昭和の“サービス精神”を感じた方も少なくなかったはずです。実際、トシちゃんほどの存在感とキャリアがあるからこそ成立した場面でもありました。
しかし、令和の今、それが「不快」「不適切」とされ、炎上するのも現実。かつての常識が今の価値観では通用しない——そのギャップこそ、経営者やビジネスパーソンにとって大きな学びとなります。
現代は「相手がどう感じるか」が重視される時代です。「場を盛り上げる」ことは、相手の立場や感情を無視しては成り立ちません。今回、番組内で女性アナが「やめてください」と明確に制したのも、時代の変化を象徴する出来事でした。
この一件から得られる教訓は三つあります。
❶ 過去の“常識”の再検証
自社の文化や習慣が、古い価値観に縛られていないかを点検する必要があります。
❷ 「やめてください」と言える風土の構築
社員が安心して声を上げられる環境は、パワハラやカスハラを防ぐ土台となります。
❸ 「社員を守ります」と明言する姿勢
たとえば“カスハラ対策宣言”を掲げることで、企業の信頼性や採用力が高まります。
今や、どんなスーパースターも批判の対象になりうる時代です。「トシちゃんだから許される」時代は終わりました。だからこそ、経営者には「昔は良かった」で済ませず、令和の価値観に即した感性と判断が求められます。
“笑い”の形が変わるように、“働く環境”の常識も日々進化しています。それに気づき、まずは小さな見直しから始めること——それが、信頼される組織への第一歩になるのです。
妊活社長の健幸経営応援団 Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.169(2025年7月号)
プロフィール
長谷川 幸二(はせがわ こうじ)
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。
「Bis・Navi」定期購読のご案内
「Bis・Navi(ビジネス・ナビゲーター)」は、書店では販売しておりません。確実に皆様にお読みいただくために毎月、弊社より直接郵送にて情報誌を送らせていただきます。この機会に是非、お読みくださいますようご案内申し上げます。
<定期購読料>
5,500円(消費税込み)
※1年分12冊をお送りします
※送料は上記料金に含みます
定期購読に関する詳細はこちらをお読みください。⇒「購読のご案内」




コメント