経営者の知恵を後継者に残すことで100年企業の基礎を築きませんか

自己否定できますか?

ビジネス徒然草

ビジネス徒然草  ■アネーラ税理士法人 統括 藤本 周二 

昨年の冬からほぼ寒く、たまに暖かく、また寒く、体調崩しやすいこの頃ですがみなさまはいかがお過ごしでしょうか。温暖化と言いましても寒暖の激しさに置き換えられるようです。
ところで、会社は常に成長しなければなりません。成長しなければ同業他社などに追い越され、社員の待遇強化もしにくくなり、やがて衰退していきます。

では会社が成長するにはどうしたらいいのでしょうか?
各ステージで違いがあると思います。従業員30名程度くらいでしたら社長がたくさん働くことでかなり前に進められそうです。仕組みよりもパワーかもと思います。従業員100名程度になると社長のパワーは当然必要ですが仕組みの比率が高くなります。この仕組みを作るのに答えはありません。その時の会社の状態で最も効果的なものであることが必要です。
次に従業員300名程度になると100名の時に効果的であった仕組みも変更が必要なのが一般的です。100名の時に最善であっても300名だとうまくいかないケースが一般的だからです。

そこで、社長は今までのやり方を変えなければなりません。これは以前の自分を否定することに近いかもです。今までこのやり方で成功してきた。自分のやり方はこれだ。自分はこの会社に必要なくなった。いろいろな従業員の意見が出そうです。退職者も出るかもしれません。
しかし、もともと経営は変化に対応しながら長期的な利益を追求する組織です。変化に対応できなければ滅ぶのです。自分のやり方はこれだ、という従業員の心を変えていかなければなりません。そして、変えることは何ら恥ずかしいことではないという事の前提が必要です。

そうすると会社は規模や外部環境に連動して常に変化していかなければ成長はないものです。1000人規模になればまた大きく変化する必要があるでしょう。1万人になればもっと根本的な変化をしなければならないかもです。会社の社風として常に変化していくのが当たり前という空気を作っておかなければなりません。

つまり、会社は常に変わっていくという社内の文化を変わらずに作っていくという事だと思います。
この会社の成長という事は人間の限界にチャレンジするという事であり、毎日、一挙手一投足気が抜けないものであり前進しなければなりません。また、変化の先に成長という答えがすぐに出ず失敗しても次にそれを克服していけば成長確率は高まります。

まさに経営に終わりはないということです。

ビジネス徒然草  Bis・Navi(ビス・ナビ)Vol.166(2025年4月号)

プロフィール

藤本 周二(ふじもと・しゅうじ) 【公認会計士】
アネーラ税理士法人 統括・東京事務所代表
1959年12月生まれ、福岡市出身、中央大学法学部卒。98年12月藤本公認会計士事務所を設立、所長に就任。2009年8月にエスペランサ税理士法人を設立し、理事長に就任。12年1月エスペランサコンサルティング株式会社、15年3月九州M&Aサポート株式会社、20年12月九州有限責任監査法人を設立。19年エスペランサ税理士法人をアネーラ税理士法人に改称。
信条:至誠天に通ず
著書:『社長の品格』(海鳥社刊)

アネーラ税理士法人
福岡・天神・佐賀・北九州・東京・横浜・長崎の7拠点に事務所があります。総勢145名の専門家グループ税理士31名(有資格者含む)、公認会計士10名が集結した九州屈指の専門家が在籍するアネーラグループ。



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画像は2024年8月号です

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