妊活社長の健幸経営応援団 ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役 長谷川 幸二
経営者に、スキルや運は大切ですが、実は 「ホルモン」と「心構え」 が決定的なカギを握ることをご存知でしょうか?田中角栄元総理の名言には、ビジネスにおける「人間心理」と「ホルモン」の本質が詰まっています。
1.「時間の守れん人間は何をやってもダメだ」
時間にルーズな人は、ストレスホルモン「コルチゾール」 が過剰に分泌され、脳がストレス状態になり、集中力や判断力が低下します。一方で、時間を守る習慣がある人は、決断力や行動力を高める「テストステロン」 の働きが強化されます。時間を制する者が、ビジネスを制します。
2.「自分の物差しばかりでものを云っちゃいかん」
他人の意見に耳を傾け、共感することで、脳内に 「セロトニン」 が分泌され、メンタルが安定します。経営者は、自分の判断に自信を持つことが求められますが、同時に 「聞く力」 も重要です。心理的安全性が確保された職場では、部下や社員が意見を言いやすくなり、組織全体のパフォーマンスが向上します。田中角栄も「義理と人情」を大切にし、人の話をよく聞くことで人心を掌握しました。 「なるほど、それで?」と相手の話を引き出し、意見を受け止める姿勢を持つことからはじめましょう。
3.「初めに結論を言え。理由は三つに限定しろ」
長い話は、集中力が切れ、要点が伝わりません。田中角栄が「結論ファースト」を重視したのは、人の脳が 「ドーパミン」 によって「スッキリ理解できた!」と感じる仕組みを熟知していたからです。ドーパミンは報酬系ホルモンで、明確で簡潔な情報を受け取ると分泌され、相手の記憶に残りやすくなります。「結論→理由3つ」の流れを意識し、端的に伝える力 を磨きましょう。
4.「約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな」
約束を守ることは、信頼の基盤です。約束を果たすと、「オキシトシン」 が分泌され、人との絆が深まります。さらに、テストステロンが高い人ほど責任感が強く、約束を守る習慣が身についているため、自然と信用される経営者になれるのです。田中角栄も「一度交わした約束は絶対に守る」ことで信頼を築きました。逆に、できない約束を安請け合いすると信用を失い、オキシトシンも減少します。
田中角栄の名言は、単なる格言ではなく、ビジネスにおけるホルモン活用の本質を突いています。この法則を実践すれば、経営も人間関係も劇的に向上し、社内の空気が変わるはずです。
妊活社長の健幸経営応援団 Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.165(2025年3月号)
プロフィール
長谷川 幸二(はせがわ こうじ)
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。
「Bis・Navi」定期購読のご案内
「Bis・Navi(ビジネス・ナビゲーター)」は、書店では販売しておりません。確実に皆様にお読みいただくために毎月、弊社より直接郵送にて情報誌を送らせていただきます。この機会に是非、お読みくださいますようご案内申し上げます。
<定期購読料>
5,500円(消費税込み)
※1年分12冊をお送りします
※送料は上記料金に含みます
定期購読に関する詳細はこちらをお読みください。⇒「購読のご案内」

コメント