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3つのホルモンが会社を成長させる!?

妊活社長の健幸経営応援団

妊活社長の健幸経営応援団  ■ 株式会社ウイッツジャパン 代表取締役   長谷川 幸二

Z世代の採用、女性の活躍推進、ハラスメント防止など企業が取り組む課題は山積みです。解決のために、経営手法や最新のテクノロジーを導入する企業は多いですが、見落とされがちな「人間の本質」に目を向けていますか?
実は、社員の感情や行動を深い部分で司る「ホルモン」を理解することが、組織の生産性とモチベーションを劇的に向上させる鍵を握っています。ホルモンは人間の行動や思考に直結する「隠れたエンジン」。私たちの体には100種類以上のホルモンがあります。その中で特に企業経営に直結する3つのホルモンについて解説します。

❶ テストステロン
テストステロンは、競争心やリスクテイキングの感覚を高めるホルモン。リーダーシップや決断力が刺激されます。リスクを取ることができ、革新的なアイデアを出してくることが多いです。競争要素を導入することや、新たなチャレンジを積極的に推奨することで、社員の業務遂行能力を自然に高めることが可能です。創造性が増し、社員が自主的に会社の成長に貢献するようになります。

❷ オキシトシン
オキシトシンは「信頼のホルモン」と呼ばれ、社員間の信頼感を深め、チームワークを促進します。オフィスでのチームビルディングや、社員が互いに助け合う文化を育むことで、オキシトシンは自然に分泌されます。これは、業務効率を高めるだけでなく、ストレスの軽減にもつながり、社員の健康と幸福感を向上させることができます。

❸ ドーパミン
ドーパミンは、達成感や報酬を感じるときに放出されるホルモンです。目標設定とその達成を明確にし、成功に報いることで、ドーパミンは放出されます。社員のモチベーションを維持し、更なる成功を目指すエネルギーが湧き出ます。報酬が過度に外部からのものだけでなく、内発的な達成感を重視することがポイントです。

ホルモンを「コントロール」するのではなく、社員が自然とこれらのホルモンを適切に分泌できる環境を整えることで、社員の幸福感と生産性を高め、結果として企業の長期的な成長と成功に寄与します。今こそ、ホルモンに注目してみませんか?


妊活社長の健幸経営応援団  Bis・Navi(ビス・ナビ) Vol.162(2024年12月号)

プロフィール

長谷川 幸二(はせがわ こうじ) 
株式会社ウイッツジャパン 代表取締役
1970年生まれ 2020年講師オーデションファイナリスト(全国3位)、株式会社ウイッツジャパン代表取締役 医療機関のWEB制作会社の経営の傍ら、妊活アドバイザ、福祉住環境協会理事として、子作り、子育てから介護、SDGsなど社会課題にも取り組んでいる。

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画像は2024年8月号です

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